魚と草の日々

5/3に、とある筋から魚セット贈答されてびっくり。
九州から刺身3種類とすり身3種類のセットでした。すり身というより完全に練りこんであって、そのまま油で揚げるとさつま揚げになるレベルの物。
ネットで通販もしていますな。
夕食のおかずが出来たよやっほい!と喜んで、すり身をどう加工しようか考えた挙句、豆腐
ハンバーグ風にしようと決定。
そして、まるがに夕食前のジョギングに出る。
つか、ハンバーグの彩りのために、またカラスノエンドウ採取の旅も兼ねて。
結構色々な所に繁殖しています、カラスノエンドウさん

ただ、こやつの実は食べごろ期間が短く、この陽気ですぐに成長しすぎてしまうために案外実が成っていても食せるのは一本の蔓から1−2個くらい。
食べごろの実は、3センチ前後の触って全体が柔らかいものがベスト。少しでも鞘にハリが出てくると幾ら煮ても堅いんですわ。

一番上の爪楊枝は大きさの比較対照。で、爪楊枝の下から一番目の鞘はもう豆が出来上がってパツンパツン状態、煮ても焼いても食えない。
二番目も見た目やわかそうだが、成長しすぎでアウト。
三番目のは微妙なところ、ちょい堅だけどギリギリ食える。
一番下がベスト・オブ・カラスノエンドウ。へにょへにょして頼りないけど、これだとさっと塩茹でしても頂ける。


強風の中、ジョギング→採取→ジョギング採取を繰り返して、片手一杯の鞘を採取して戻り調理開始。
豆腐ハンバーグでめんどくさいのは、あれだ、豆腐の水切り
めんどくさいというか、時間かかるんだよね、ザルに置いて放置したりフキンに包んだり。ヘタすると半日かかるんだよね。
でも入れたいんだよねトウフ、あっさりフワフワした食感がいいんだよね
んで、数年前からまるがに妻は、ある画期的な方法にて豆腐の水切りを行った結果。数分で完了させる事に成功しました!!



フライパン(テフロン加工)で加熱・・・・
あっという間に水いっぱい出て来ます(^▽^)半分くらい水出たら、あとはザルに上げて数分で完了☆


突っ込まないでおねがい・・・・orz


そんな超手抜き水切りをした豆腐と、塩茹で&軽く炒めたカラスノエンドウと、卵一個、魚すり身(今回はアジ)と、生姜少々入れてヘラで混ぜ混ぜ・・・
まざらねぇ(汗)
やっぱ仕方ねーと、手でまぜまぜ
ここまでの過程は食べ物とは言え、余り画像でお見せしたくないです。てか手ェドロドロでカメラ持てません。
混ぜたブツをテキトーに成型してゴマ油ひいて中火で炒める



やっと食い物らしくなってきました。


両面熱が通ったら、大葉と大根おろし加えて完成!!



豆腐入りアジバーグ、おろし添え。ポン酢で食べるとグー☆

って・・・この時点でカラスノエンドウ完全に埋もれましたorz


もう少し山菜色強い食卓にしたいと、翌日の5/4、またジョギングついでに山野草の採取に励む。

てか最近は
ジョギングが目的なのか、山菜採取目的なのか
自分でもよく分からなくって来てます先生。


本日のターゲットは、以前調理して美味だったクコ。それと何か他にあったら行き当たりばったり。
道すがら、チョボチョボ生えているクコを採取しながら走っていると
隊長!!クコの群生発見であります!!


すげえ!!
こりゃ収穫だとウキウキして若枝の先っぽ取り取り。てかカラスノエンドウもそうだったけど、山菜は時間との勝負っていうかピチピチの若い頃を逃すと頂けない。
やっぱ若いうちが食べごろ・・・orz


そして、7キロのジョギングルートから帰ってきた収穫結果は



一番上がクコの枝。下の右側の黄緑色がなんとコゴミ。
あったんですよコゴミ、スーパーで売られているものより遥かに小さいですが
そして、向かって左下の山菜をダンナに見せました・・・

「カミさん、これはワラビ?」


「・・・・だと、思う」


「…カミさん、そういうのやめようよ」


訳わからねー植物採って来るなと、食わせるなら安全な草を食わせてくれよと至極まっとうな指摘を受けたまるがに妻は


まー、外見がワラビに似ているから、ワラビと同じ加工で食えるだろ(^▽^)
と、凝りもせずワラビのアク抜き方法をネットで調べてみる。

ワラビはあくが強く、発ガン部質が含まれているともいわれていますので、十分なあく抜きが必要です。
灰汁抜きには、木灰や重曹、また、市販のあく抜き剤が市販されています。
市販の灰汁抜き剤を利用するときはその使用法に従ってください。
灰汁抜きの方法には、地方によっていろいろ方法に違いがありますが、一般的な方法としては。
1.木灰や、重曹をワラビに振りかけ、まんべんなくまぶしておく。
2.ワラビ全体が浸るようになるくらいまで、熱湯を注ぎ、落とし蓋をして、かるく重しをしてそのまま一晩ほど放置しておく。
3.良く水洗いをする。


・・・・この時点で挫折orz


てか、ほんの少量採取してきたアレに、これ程の手間をかける価値があるのか、第一重曹だけでも100円だよママン。それに発がん性物質とか、あとビタミンB1破壊するとか言われて
無謀な掛けに、出る気は無い。
なので申し訳なくも謎のワラビもどきは諦めましたゴメンヨ。


そして、本命クコ。
以前はさっと茹でただけでも甘みがあってウマかったので、今日はゴマ和えにしょっかなと鍋で煮る。そして、試食。

苦い・・・

火は通っているのに、何度煮ても苦味は消えない、なんでよお前。


少し推理して、土壌の違いかと予測する。
前回採取した場所とは違う所から採って来た訳だ今回は。でもって先月その付近から採取したイタドリ、子供の頃食したものよりずっと苦味があったのだよ。
土が違うと、ここまで味に差って出るものかとしみじみ感じさせられる。


泣く泣くクコとおさらばして、最後の望みコゴミに全てをかける。
調べた限りでは火が通れば食えるらしいドキドキ。
茹でてみて少しかじる。中々イケル。

イキオイ余って、大量のゴマであえてしまったため、半分風味損なわれましたが、コゴミ特有のちょいヌルって食感がうまかったです。

昨今の陽気で大分草木も生い茂ってきました。山野草調理プロジェクトもこれでまずは一端終了かな;^^