丸蟹的バードウォッチ

ヒルに、餌をやりに行きました。

唐突にいったい何を言い出すと思われて当然ですな。
2/25の日記にも書いているのですが、ジョギングコースの河川敷には結構野鳥が生息しています。それを眺めながらノタノタ走るのを週一で行っている訳ですが
その河に、アヒルが二羽住んでいる訳で
始めは一羽ずつ500メートル程度離れて暮らしていたのですが、先週辺りから巡り合ったのか再会なのかは知らないけれど、二羽寄り添って生息しているのを発見しました。
ほうラブラブやんこれはめでたいやね。アヒル好きのダンナも見たら喜ぶね、よし4/1のジョギングはダンナを連行しようと企んでいたのですが、蟹缶は阪神×ヤクルト戦い見に行きましたコンチクショー。
それならアヒルカップルを写真に収めて来ようと、結婚祝いにカニパン買ってデジカメ片手にアヒル生息地点に向かいました。バテ気味だったので今日は自転車で。


川縁の、丁度桜の木がある辺りの川岸にアヒル夫婦はチャプチャプ浮いていらっしゃいました。
おお今日も仲良しだねと、丸蟹がカニパン千切って投げると・・・
どっからかいきなり飛んで来たカルガモと、写真には写ってませんが十数羽のドハド、そして河に大量に生息している鯉とパン食い競争つか、パン取り合戦勃発。
デジカメは4−5年前のモンだからズーム難しい許してくれ。

生き物バトルを眺めながらパンを放っていると、70代くらいのご婦人が2人散歩して来たらしく、丸蟹の背後にある桜の木の下で足を止めて「桜の散り方が変ねぇ・・・」とか呟いている。
そのうち一人の夫人が「インコよぉ!」と声を上げた。
何??インコ???それどっかから飼っていたのが逃げて来たのと、鳥マニア丸蟹も桜の木を見上げた。
そこには、全長40-50センチで全身緑色のインコが2羽



相変わらず写り悪くてすいません。
この鳥の名前は、ワカケホンセイインコ。
ココとかココに詳しく書いてあってキレイな写真も載っています。
全身グリーンで嘴が真っ赤なこの鳥は、見てのとおり日本原産ではない。
インドのスリランカ原産でペット用として輸入されて来た鳥が逃げて野生化して、現在では主に東京で野生化して群生しているのである。
その事は前から知っていたが、ついに町田まで来たのかと感動半分ボーゼン半分と満開の桜に止まるワカケホンセイを眺めた。


インコ達は、嘴で桜の花を一個一個もぎ取っており、それで花がポタポタと落ちていたのである。
戯れでもいでいる訳ではない。花の蜜が含まれる部分を食しているのである。
人間がじーっと見上げていても、同じく蜜を食するヒヨドリが来て威嚇の泣き声を上げても、動じる事無くマイペースでワカケホンセイ夫妻は桜の蜜を味わっている。
この河川敷を散歩して来た老夫婦も鮮やかな鳥に驚き、よくこの厳冬を乗り切ったなとご主人が呟いた。
ワカケホンセイが繁殖した理由の一つに、東京の熱帯化があると言われているが、それよりもやはりこの鳥が持つ柔軟性というか適応性というか、図々しさが日本でも逞しく生き続ける要素なのだろう。
延々とソメイヨシノを喰らう南国の鳥を後にして、アヒル夫妻にも最後のパンを上げて家へと向かう。


丸蟹生息地点のすぐ側の橋の上で、黒いラブラドールレトリーバーを連れたご老人が鯉に餌をやっていた。欄干を手で叩くと鯉が寄ってくるらしいのだが、最近は釣り人の出現で鯉も用心深くなっているとのこと。
そんな話を聞いていた矢先、橋のすぐ下にカワセミ発見!!
をを、こんな間近で餌ゲットしたカワセミ見れてラッキーと、写真に収めたかったが距離的にムリorz
小魚を捕った後のカワセミの行動を観察していたら、魚をすぐには飲み込まず足元の岩に何度もぶつけて魚を大人しくさせてから食する事を発見。
暴れたまま飲み込むのは辛いかやっぱ。


犬好き丸蟹は、ご老人の連れている黒ラブを撫でたら黒ラブは小生のコートの端を咥えたためご主人に叱られてしまった・・・かえってスマン。犬は好きだから気にしてないと言ったのですが;^^


そんなこんなで日に日にしなびて…もといひなびて来ている日常です。
美容と健康のために、若さと萌えが欲しい。