宮城に行って帰ってきたよ

三連休最後の夜です、まるがにです。


うん、7/16-7/17と、宮城に行ってきたんだけどね。
7/16の日は、仙台に泊まってきたんです、一人で。


夕方仙台に着いて、ぶらりと苦竹方面まで。
苦竹(にがたけ)」っちゅーのは、まるがにが学生〜社会人まで一人暮らししていた街。
仙台を離れて10年以上経って、思い出の街がどうなっているか一目見たかったそれだけ。
なんの変哲も無い、何処にでもある素朴な町です。
10年ぶりに歩いた苦竹原ノ町近辺は、予想していたもの店の半分が無くなっているか別な店に変わってました。
ただ、20年以上変わらず営業している店舗もあって、それはずっと頑張って欲しいし、新しく出来た店にはこれから頑張って欲しいと思う。

私が10年間住んでいたボロアパートは、前にネットの航空写真を見て、別なアパートに建て替えられたのは知ってましたが、実際に見てみたらレンガ創りのオシャレなアパートに変わってました。
その前後に建っているアパートが変わってないのは、なんか笑えましたがww
変わってしまったところもあり、変わってないところもあり、地道な町を思い出に浸りながら一時間くらいブラブラ歩いて、再び仙台の中心街へと。

次に行った場所は、SS30
SS30について詳しく知りたい方はWikiの説明をどうぞ。

平成元年とゆーバブルの最中に完成した、東北では初の100mを越すビルで、1F〜27Fはオフィス、28F〜30Fは飲食店と展望スペースとして華々しくオープンしました。
私が丁度社会人になった時にオープンして、あの時の賑わいは今でも覚えてます。
28Fまでノンストップのエレベーターには長蛇の列が並んで、展望スペースも押すなの大盛況でした。
で、私の就職先がですねNECの販売店で、SS30にはNECの東北支社が入ってたんで、研修や打ち合わせで良く行ったんですよ仕事でもSS30。

28Fの蕎麦屋で蕎麦喰うの好きだったな。両親も蕎麦好きだから「仙台で一番高い蕎麦屋」って行って招待した。

29Fのフロアの真ん中にこじんまりした居酒屋があって(つまり外の光景は見えない)その居酒屋が好きで良く通っていた。
日本酒を頼むと、数十種類の色形様々な杯を出されて「お好きな杯でお飲みください」っていうサービスがあった。
値段も手ごろ、料理も美味しい。
女将さんは気さくな人で
「うちは夜景をサービスできないから、味と値段でサービスしてるんですよ」
と明るく言っていた。


二日前に見た飲食店街は、8割その姿を消していた。
28Fは不動産会社が入り、29-30Fは3店舗を残して、殆どシャッター街になっていた。
実は、6−7年ほど前にその居酒屋に一度行っている。
女将さんは少し老けていたが、店の雰囲気もサービスも変わっていなかったのが嬉しかった。


居酒屋が何時ごろ店を畳んだかは分からないが、ネットで調べた限りSS30の飲食店舗が立て続けに閉鎖したのはここ1−2年のようだ。
あれか、リーマンショックの余波か。
すでにシャッター街となった29Fを抜けて30Fの展望スペースに行く途中
残っていた居酒屋の刷りガラスに、店名が彫られているのが空しかった。

最上階の展望スペースに行くと、数組のカップルが一目を忍ぶように肩を寄せ合っていて
なんとなく気まずいので、そそくさと外の光景を写真に収めて、早々に立ち去った。



帰りのエレベーターは自分一人。30階から1階まで下りながら暮れ行く仙台の街を見て
もう、ここには来ないだろうと思った。

現在は「仙台トラストタワー」というビルが仙台で最も高い。
よりによってSS30の真向かいに建設されたし
階数ではARE(アエル)の32階が上だし


SS30は、まさにバブルの塔になってしまったんだなと、実際に見てしみじみ感じました。


で、その後ホテルに戻ってひとりディナー


平目食いたかったんですよ、平目

宮城に行ったら、地物の海産物食べたかったんですね、特に平目。
で丁度、ホテルの一階にある和食屋「本日入荷の平目のお造り480円」とか看板出していて
ついでに宿泊客10%オフだったから、そこで済ませました。

余談:仙台というと牛タンがメジャーですが、まるがに牛タン否定派です。
なんで三陸の海産物が豊富な場所で、輸入物の牛を食べなあかんのよということで、さかなさかなさかな〜魚食べましょうよ

注文したのは、晩酌セット&平目&肉巻きお握り



味は良かったですよ☆でもフツーのお握りが無かったのが残念。


で、次の日なんですが。
一周忌だったんですね、父親の。

んで、予想していたとおり・・・・




法要料理、多過ぎorz

去年もそうだったなぁ、他は必要最低限の事しかしないのに、料理だけはボリュームあるんだもん。
ウチのだんなは「某高級旅館の料理よりいい!!」とビビッてたよ

という訳で「メシは惜しまない我が家のオレ流冠婚葬祭レポート」を、お届けしました。

・・・・実はね、この料理が全部じゃないんです。
後から、蒸し物/吸物/茶碗蒸しが、追加オプションで出てきました。

もちろん全部食えませんよorz
てかちゃんと持ち帰り用のパックと手提げが用意されてるの。
でも、まるがにが持ち帰ったりなんかしたら、家に着くまでに・・・

「なんか変なニオイするんですけど!!」 Byギャグマンガ日和

ってなっちゃうから、兄弟一家に全部あげました。

香典返しの品(巨大な箱)も、いらないって言ってみたけどダメ出しくらいました。
重くはないんだけど、持ち辛いってのorz
ちなみにバスタオルでした。ダンナ喜んでました。