地震報告

こんにちは
最近は仕事が最高に忙しくて更新する余裕がありませんでした。
そして「新年おめでとう」の後にこんな事態を報告するとは思ってもみませんでした。

昨日の地震では、生まれて始めての帰宅難民を経験しました。
初動が遅れてしまい、最寄駅に行った時は電車始め全ての街の機能がマヒしていました。

バスもタクシーも無く、待機できるだろう店もガスが止まっていたり店内が散乱していたりと、待てる場所も無い状況。
女3人で行動していたのですが、タクシーを二時間待っていても一台も来ず、泣き言をmixiに書きました。
それを察知した、近場に住んでいるマイミクさんから連絡が来て、泊まって下さいと言うありがたいメッセージを頂きました。


そして私はマイミクさんに一晩お世話になり、一人はバスと電車を乗り継いでなんとか帰宅、一人は避難所で夜を明かしました。
私の故郷は宮城県北部なのと、主人の両親も千葉で9階に住んでいるので気が気でなく、なんども電話しましたが千葉と連絡が取れたのは深夜、宮城の実家とは翌朝でした。

結果、肉親と義理両親は全て無事。
但し義理両親は室内が散乱していて、宮城の方は停電が続いていて不便な状況です。
TVの影像では、見知った土地の悲惨な姿が出てきて胸が痛みます。
なんらかの形で支援は行いたいと思います。


今回の災害で感じたのは、初動の甘さが大きく響くという事でした。
職場も大分揺れたのですが大きな被害は無かったので、他の土地の状況を甘く見ていたため、帰宅困難な状況に陥り後悔することが色々あります。
帰れない場合も考えて避難所を確保するのも「早いもの勝ち」というのが人口の多い場所の宿命です。


そして人の善意が染み入る一晩でした。
寒さの中でのタクシー待ちも、見知らぬ者たちが顔を合わせいらつく心中を抑えて冗談を言い合い
「困ったときはお互い様」と、笑顔で私を呼んでくれたマイミクさんの温かい対応が、今思い出しても泣けてきます。
寝床の用意と心のこもった食事が嬉しかったです…


自然の前に人間の力は叶わないだろうけれど、そこから立ち直っていくのは人間の力次第です。早くの復旧を願ってます。